2018年6月1日金曜日
SQLCLI について(はじめに)
あちこちで表現されている通り、IBM i には標準でリレーショナル・データベースであるDB2が組み込まれています。
DB2へのアクセスは、IBM i の前身であるAS/400、System/38時代から使われていた、データ記述仕様書(DDS)による定義と、RPG/RPGLEをはじめとする高水準言語による入出力が代表的なものでしたが、構造化照会言語(SQL)による定義やアクセスも可能です。
IBM i のSQL文によるDB2へのデータ定義/アクセスは
1. STRSQLコマンドによる、対話型SQLを使用する
2. RPG/RPGLEなどの高水準言語に組み込んで使用する
3. 動的呼び出し(Call Level Interface)を使用する
などの方法があります。
また、その他「RUNSQL」コマンドによるSQL文の直接実行や、PCクライアントからはODBC等のミドルウェアを使用して、例えばMS-AccessやExcelからVBAで利用することも、phpなどのCGIを使用して、Webクライアントからアクセスすることもできます。
ここでは、動的呼び出しである「SQLCLI」(SQL Call Level Interface:以下SQLCLI)を取り上げて、RPGLEでの使用に焦点を当ててみたいと思います。
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