2019年3月1日金曜日
SQLCLI について(「select」SQLステートメントの実行1)
RPGLEのREAD/READP/READE/READPE命令に対応する「select」、「fetch」SQL文を実行するには、大きく分けて
a. あらかじめカラム(フィールド)にプログラム変数を割り当てておき、行(レコード)を読み取ったら、割り当てておいたプログラム変数に値が入る
b. 行(レコード)を読み取った後で、行からカラム(フィールド)の値を取り出して、プログラム変数に入れる
の2種類の方法があります。
一般的に、あらかじめカラムにプログラム変数を割り当てるのは、静的な「select」SQL文を実行するケースだと考えられますので、割り当てるプログラム変数もそれぞれのカラムに合った属性の変数を定義することになると思われます。
行を取得した後で、取得した行からカラムの値を取り出すのは、もちろん静的な「select」SQL文を処理するケースも考えられますが、多くは動的な「select」SQL文を実行して、不定のカラム数から値を取り出すことが考えられるのではないでしょうか。そのために、SQLCLIでは、実行した「select」SQL文から、カラム数を取り出すAPI(SQLNumResultCols)、個々のカラムの属性を取得するAPI(SQLDescribeCol)が用意されています。
登録:
コメントの投稿
(
Atom
)
0 件のコメント :
コメントを投稿