2019年1月7日月曜日

SQLCLI について（SQLCLIの使用－ステートメント・ハンドル）

m 9:00 CLI , IBM i , SQL , SQLCLI 0 件のコメント :

３. ステートメント・ハンドル

SQLCLIを使用して、RPGLEでSQL文を実行するためには、接続ハンドルに対してステートメント・ハンドルを取得しなければなりません。

取得したステートメント・ハンドルに指定できるSQL文は１つですが、実行するSQL文を変更して別のSQL文を実行したり、パラメータ・マーカをを含むSQL文を指定して、パラメータ値を変えて同じSQL文を何度も実行したりすることができます。

１つの接続ハンドルに対して、複数のステートメント・ハンドルが取得できます。

「select」文などのカーソルを戻すSQL文では、カーソル名の代わりにステートメント・ハンドルを使用して「fetch」を実行します。

3種類のハンドルについて、RPGLEプログラムがLR標識オンで終了しても、自動的に解放されることはありませんので、それぞれ明示的に解放する必要があります。RPGLEのLR標識ONによる戻りは、リニアRPGサイクルに従って、自メイン・プロシージャ内で定義されたファイルのみをCLOSEします。